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誘う女

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引き続きタカミヤ想さんからのリクエストです。

自分の相談ごとをテーマにして、単なる私信としてではなくコラム形式でお返事を頂くのって趣があって良いものですね。牛さんにとっても読者の方々からのご相談が良い刺激になっているのかもしれないと勝手な想像をしております。

自分の書いた物に共感して貰ったり、興味を抱いて貰えることは書き手として冥利に尽きるものです。とくに私は単純なので、嬉しく感じています。ありがとう。

きっと急に相手にかぶりついて驚かせたい衝動なんかがあったりするのではないでしょうか?(笑)

ご明察です...(笑)

昔、「チップス先生さようなら」という映画で、キャサリンが堅物のチップス先生に対してそうした行動に出るところがありました。(略)私が彼に対して今のところまだ「そうした行動」に出ていないのは、彼に抵抗された場合を想像すると非常に怖いからです。柔術の心得がある方なので、甘く迫ろうとして彼の肩に手をかけた瞬間に一本背負いで投げ飛ばされ、首の骨を折ったりしたらシャレにもなりません。

そうですね、誘惑して一本背負いされた女性というのは僕の周囲でもまだ聞いたことがありません。出来ればお聞きしたいところですが、そうもいきますまい。(笑)

やはり女性なら男性に誘われて親しい関係になりたいものですよね。そうして貰えるように、それまでのプロセスを大いに楽しみましょうよ。


牛さん...(^-^;
思いっきり痛いところを突いて下さいましたね...。私、これまで自分から誘ったことしかないんです(泣)。

というわけで、次のリクエスト。ズバリ「誘う女」をテーマにお願いできませんでしょうか。

本当のところ、彼のほうも薄々(というか、かなりハッキリ)私が彼を取って食いたい気持ちでいることは気付いていると思うのです。前回の私の相談に対するご回答で、牛さんは「ほのめかし」の威力を説いて下さいましたが、「誘う女」からせっせと仄めかされている間、男性は何を考えているものなのでしょうか。

その辺の事情も含めて、ご執筆いただければと思います。よろしくお願い致します。


そういう次第で、稀に見る連日の更新と相成りました。きっかけを頂きありがとうございます。

「誘う女」というテーマリクエストがありましが、これは同名のニコール・キッドマン主演の映画タイトルを思い出します。こちらは少しブラック・コメディな映画でした。

まずは「誘う」という行為を考えてみましょう。

男と女の本質的な違い、各々のその行為の原理などを知ろうとする場合、概ね原始の世界に目を向けると判り易いことが多くあります。

原始の時代での男女の役割分担。男は女子供のために猟に出かけます。女は子供と家を守るために住みかに居ます。これが男と女の在り方の原型です。

遥か時代を経た現代に至っても、結構この原始時代の名残がその行動様式の基盤になっていることがあります。人間の中のDNAというものに受け継がれているのでしょうね。

男としての本質には、猟すなわち獲物を獲るということが理想としてあるわけです。その「獲る」行為に成功することで、男は男として自信をつけて男らしく逞しくなるわけなのです。

生まれた時からすべて欲しいものを与えられ、誰かに守られ続けた男はどうでしょう。いわゆる過保護と呼ばれる男でしょうか。そういう男は考えただけでも、逞しい男に成長するとは考え難いものです。

逞しいハングリー精神で、バイタリティーな男性は過去においてどこか恵まれないところがあり、それを克服するために頑張ってきた男たちです。

よって男の基本は「与えられる」ことではなく、「獲る」ということが基本にあることをまずはご理解下さい。

そこで「誘う」という行為ですな。

男の本質を考えた場合、あからさまに「誘う」という行為が見えた時、男性の中にはこちらが誘惑したいという欲望があった場合でも萎えてしまう人もいますでしょう。「誘う」という行為は、考えようによっては「与える」という行為になりますので。まあ人間色々なので「とりあえず頂きます」となる人もいるでしょうが。(N氏のように)

ですから女性が男性を誘う場合、実際誘ったのだけど「誘った」と悟られず、結果的に男に「口説かれちゃった」という形になるのが一番よい形だと僕は思います。男性側にしろ女性側にしろ。

それはそうなった場合の時だけでなく、後々の二人の関係にも響くので気をつけたいツボですね。

男は狩猟本能があると言いましたように、逃げる獲物は追いたいという心理があります。(まあ女性心にもありましょうが、男性の方が強いでしょう)だから女性側から「誘う」という行為をする時にでも、この「逃げる」という行為は必須です。正確には「逃げる」と見せかけて、その実追いかける手だてだては残してあげるという微妙なニュアンかな。

そして「逃げる」行為のプロセスの中で、わざと何かに躓(つまず)き「ああ、捕まっちゃった」という演出が出来れば完璧なのではないでしょうか。

少し具体性が欠ける説明になってしまいましたが、ニュアンスは伝わるのではないでしょうか?

男は結構鈍感な人が多いので、少々この演出が見え見えであっても、彼の心は満足出来るはずです。ツボを押さえるということです。それに女の演出を男が見破ったとしても(判る男は恋愛に長けている)、なかなか恋愛を心得ているなあ、とあなたのことを粋に思うことでしょう。

どちらにしてもこの基本形は定石となるはずです。

あなたの思うようなシャイな男性はどうか?

 

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