過去世からの縁 -時を越えた約束-:カテゴリー
過去世からの縁 -時を越えた約束-
今回は恋愛話というより、もう少し深いところでのお話をしましょう。
僕のエセ日記の中にもよく書くことですが、人は生まれ変わりというものを繰り返し魂を磨いて成長しているものです。この考え方は「輪廻転生」と呼ばれており、日本よりもなぜかアメリカなどではごく当たり前の考えになっているようです。
人はどうして異性を好きになるという感情が湧き上がってくるのでしょうか?しかも一度好きになった感情というものは、自分ではどうしようもなくなり制御不可能な状態に陥ったりします。
「なぜ彼がそんなに好きなの?」
そう聞かれても、明確な答えは出ず「わからないけど、好きだから」と答えたことはないでしょうか?そう、明確な答えを探すのですが、その湧き上がる感情の答えを見つけることはほぼ無理なんですね。
でもそのどうしようもない感情というものは、間違いなく湧き上がってくるのです。この人がダメなので、じゃあの人、みたいに簡単に出来ない場合も多くあります。(出来る人も最近は多いのですが)
上手くいく恋ならまだしも、それが障害があったり相手との思惑が違い、実らぬ恋となれば喉を掻き毟るような気持ちにもなります。
この人(特に異性)を好きになる、という感情は一体なんなのでしょう?
僕も若い頃、自分の思い通りに好きな人と事が進まず、何度もこんな考えの中に迷ったりしました。
そうする中で、冒頭に書いた「輪廻転生」という考え方を知ったのです。人は何度も何度も生まれ変わりを繰り返しながら、この世に生まれて来てはその時その時の未解決のテーマを学ぶ。
そして、その「輪廻転生」を実証するデータの中に、仲の良い魂達はあるグループを作って生まれ変わりを繰り返している。というものがありました。
グループを作って生まれ変わっているのなら、今自分の周囲にいる人たちはすでに過去世において出会って、なんらかの関係を持っていた人たちです。
そう思えた時、何にでも興味を持つ僕は、実際僕の周囲の人たちとの縁を知りたくなりました。誰だってそうでしょうね。
そういう心の世界に興味を持ち出した頃、僕が習っていたものが「瞑想」でした。これも色々な方法で、瞑想を教えている人を全国から探し、東京の人からの情報で、神戸に瞑想を教えている女性がいるとの紹介を受けて探し求めた先生でした。
その先生は僕よりもかなり年下のチャーミングな女性でした。(なぜか、僕と深く関わる女性は天然な性格で、きれいな人が多い)そして、数年間その先生の元で、瞑想というものを習いました。
過去世という考え方は、この時この先生から教えて貰ったものです。
そしてこの瞑想の先生から、僕はあるチャネラーを紹介して貰いました。当時大阪市内に住む女性で、人の過去世をチャネリング出来る人なのです。
僕は人の縁を辿って、自分の持つ疑問の答えを探していたのです。
僕は未知なるものは死ぬほど好きな質(タチ)なので、すぐにこのチャネラーの女性を訪ねました。もう10年も前のことです。
このチャネラーの女性はMさんという人で、雑誌や広告媒体などでは一切PRをしていないという知る人ぞ知るみたいな方でした。
当時Mさんは、大阪市内の鶴橋というところのごく普通のマンションの一室に住んでいました。はじめはチャネラーとは、一体どんな人なんだろう、と思い色々想像しましたね。祈祷師みたいな仰々しい人なんだろうか、それとも西洋的に薄いベールみたいなドレスでも着てるのかいな。みたいにワクワクして行ったのを記憶しております。
しかし、あにはからんや出てきたのは僕と年が近いどこから見ても主婦みたいなにこやかな方でした。着てるものも、どうみても普通のトレーナーみたいなものを着てましたね。
そして部屋に入り通されたところは、普通のマンションのダイニングスペース。「は?ここですか?」みたいに意外に思ったものです。
そして室内で飼っておられるドデカイ犬(おとなしく人懐っこい)が、うろうろと見慣れぬ客の僕に尻尾を振って近づいてきます。Mさんもそれを注意することなく、にこやかに犬の名前を呼んだりしてました。
Mさんは対面の椅子に方膝立ての姿勢のような恰好で座り、ドンと大き目のCDカセットをテーブルに置きました。このCDカセットで2時間のリーディングを録音して、最後にそのテープをくれるのです。
そしていよいよ過去世のリーディングですわ。
リーディングは2時間という枠の中で、何人でも見てくれます。僕は事前に用意していた写真を次々と見てもらいました。
写真は概ね、これまで付き合ってきた女性が大半です。実は僕はこの写真の中に、少し意地悪な仕掛けをしていたのです。チャネリングなるものは、僕は生まれてはじめての体験です。それもリーディング自体が山のものとも海のものともわかりませんわ。心のどこかで、ひょっとして眉唾じゃないのかな?なんて気持ちも無きにしも非ずです。
だから女性の写真の中で、確かにお付き合いした人と、まったくそうでない人の写真を混ぜ合わせていました。全然知らないというのではなく、会社でただ同じだったとか、あまり関係自体が深くない知人みたいな人も入れていたのです。
何か儀式めいたことで、厳かにリーディングなるものはして貰えるのかとイメージしてたのですが、これがまたまた至極簡単なのですわ。
「どなたから見ましょうか?」
と、聞かれて「お願いします」と写真を手渡せば、数秒間じーと見てるかと思えば、その人と出会った時代と僕との関係をスラスラと言ってくれます。「ハイお次」みたいにどんどんと。
当然、これまで付き合ってきた人との関係は過去世でも深く関わっている事がわかりました。そして故意にいじわるで入れた今世での関係が薄い人の写真になった時は「この人とは、道端ですれ違ったくらいの関係よ」みたいに言うではないですか!
聞けば聞くほど「はぁ???ッ」と感心することばかり。
そして一枚の集合写真を見入った時、一人の僕の男友達を指差して「あ、この人は昔ピアニストだったんだわ」と、僕が聞きもしないのにMさんは言いました。
そうです、その男友達というのは今プロのバンドでドラムをしているのです。学生時代から音楽が好きで、その道へ行ったのでした。だから、リーディングは万事こんな調子で過去世と現世が不思議とオーバーラップするのです。
全然今とちぐはぐな、みたいな事がない。ただ単純に「不思議だなあ」という感想を抱いたのを覚えております。
そしてその時のリーディングで判明した一番のことは、、、
僕がお付き合いしてきた女性の多くは、昔の僕の周囲で僕のことを大変お世話してくれた女性が多かったということです。
「よ?これだけ女官を集めたね」
と、Mさんは数十枚の女性の写真を眺めながら、笑顔で僕に言ったものです。しかし、そう言われれば合点するところは多くあります。
僕と付き合ってくれた女性はみんなとにかく出来た女性が多かった。だからよく友達から「お前みたいな男に、あんな出来た女性が付き合ってくれたな」と、言われ続けたものです。
そして僕が付き合う女性には、今でも不思議な法則があるのです。
それは、付き合いを変わる時に、前後する女性たちはすべてなんらかの形で知り合いだったり友達だったりして、話をする関係であるのです。関係がない人は、これまでの人に興味を持ちわざわざ会ったりしているのです。(僕がマヌケにも二人の記念写真を撮影したこともあります)不思議と言えば、不思議でしょ。
修羅場となって、揉めたりしたことや金銭を取られたことも一度もありません。
僕はそれをとても不思議に思っていたのですが、女官と判った時に僕の疑問は晴れたのです。
そうか、それぞれが引継ぎをしてくれてたんだ、と。
僕は知ってる人は知ってると思いますが、多くの人に言わば"縁"を与える仕事をしています。それは僕が望もうが、そうでなかろうが気がつけばそのような仕事をしているのです。
僕の元で、知り合って結婚した人はすでに数を数え切れないほどもいます。そしてその中から生まれた二世もたくさんいるのです。
もし、僕が他の職業かなにかで今のような仕事をしてなかったとした場合、そういう縁もなかったし、生まれるべき命もまた別の形になっていたのかもしれません。
しかし、いつも言ってるように人の"縁"というものは、僕は必然だと思うのです。出会うべくして出会うのです。
それから逆算して考えれば、僕が人に与える"縁"を作る仕事をしているのも、言ってみれば必然になるのです。
これまで付き合ってくれた女性達は、そんな対大勢相手に仕事する僕を次々とサポートしてくれてた人なんです。
特に5年近く一緒に暮らした女性は、女官頭だったんだって。それも言われたら頷けるような気がします。
人生のひとつひとつの"縁"は、ジクソーパズルで言えばひとつのピースにしか過ぎません。それを丹念に結びつけていくことで、ある絵が見える時があります。また必要でないピースはひとつも含まれていません。
人が人を好きになる。
そのどうしても理由がつかない恋する感情は、自分にとって必要な関わりがある人だから、という心からのメッセージなのです。
互いの人生にとって、何らかの役割を果たす大事な関係がある。
だから無性に心が惹かれたりするのです。
僕は、人を好きになるという気持ちは自分の経験からそういう風に理解しています。これが絶対正しいという考え方ではもちろんありませんが。
だから大切なことは、好きだからという闇雲な感情に翻弄されることではなく、なぜその人を好きになったのかという正しい理由(意味)を知ることです。
絶対にその理由(意味)はあります。
そしてその理由を知った時、誤った溺愛や嫉妬などという下等な感情に左右されることなく、感謝の気持ちが相手に湧いてくることでしょう。
そういうものが、僕が言う「見えないものを見る」ということなんですね。
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