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女も度胸

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こんにちは、牛さん。

牛さんの恋愛コラムに辿りついたのは、もちろん私が恋愛で悩んでいたからなんです(笑)。牛さんが以前のコラムで
正直な気持ちを伝えられることが大切、その後の相手の反応は自分にはどうしようもないこと、それで悩んでも仕方がない、ということを書かれていましたよね。

本当にそうなんだよな?って自分が悩んで悩んで考えた末、そう思います。とても勇気と覚悟の必要なことだけれど。

私には遠距離でつきあっていた彼@日本がいましたが、愚かなことに、私は別れてしまってから自分の本当の気持ちや彼の大切さに気がついたんです。私が帰国して彼と会えるとしたらまだ半年以上先のことで、それまでに相手の気持ちも変わってしまうんじゃないか、忘れられてしまうんじゃないか、という不安にがんじがらめになっていました。

でも最近やっと、腹を括れるような気持ちがしてきていました。

帰国してそれでも自分の気持ちがはっきりしているのなら、ちゃんと相手にそれは伝えよう、それでどうなるかは、相手の問題、相手の意思で、私の手に及ぶところではないんだ、ということが、牛さんのコラムで言葉にされていると、もっとはっきりと自分の中にインプットされたような気がしたんです。

きっとこれからもまたぐるぐる思考に入って悩み始めることがあると思います。その時はコラムの言葉で自分の決意を繰り返し確認しよう、って思っています。

まき


まきさん、メールありがとうございました。

僕の書く内容が、いつかどこかで誰かの役立っているかと思えばこの上なく嬉しく思います。

人間どんなに一生懸命生きていても、どこかで壁に当たり悩むものです。壁に当るということは決して愚かなことではありません。それは道を進み、成長している証拠です。車でも走っているからこそ赤信号にあたり止るのですから。(笑)

僕なんか、壁に当たり捲くりです。好きな道を進んできた分、同年代の人よりははるかに壁にブチ当たり気を失ったことでしょう。(笑)

そんな誰よりも多い失敗や悩んだ末に得た事を、少しだけ僕よりも後から生きて来る人たちの参考になればよいと綴っていたりします。

そんな誰よりも多く悩んだりヘコんだりした中で、得たひとつの真理があります。それは本当に悩まなくてはならないことと、悩んでもどうしようもない事と二通りの場合があるということです。

本当に悩まなければならいことは、実はそう多くはありません。人の多くは考えても仕方がないことに計り知れないほどの時間を掛けています。それはまさしく人生の無駄な時間です。悩むほど人生は長くはありません。今の年齢も体力も思っているほど長い時間維持出来るものでもありません。

そして「どうしたらいいか?」と悩むとき、人は誰でも自分の中で正しい答えを出せるものなのです。

今回は、そんな時の正しいコツを僕が尊敬するある人から伝授して貰った方法を書いてみましょう。

まきさんのように、好きな人がいて迷ったら・・・

目を閉じて、まず何も要らぬ考えが浮かんでこなくなるまで心を沈めてください。そしてその想う人のことを考えるのではなく、静かに想ってください。

その滲み出たイメージが答えです。

二者択一を迫られたとき、考えて「正しい事」と思うことよりも、自分が「楽しい」「好き」と思える道を選んでください。

「正しい事」というのは、時代、国、人などの価値観で不変のものではありません。自分が「楽しい」「好き」だと思えることは、多少状況が変わろうと自分の本質であるため変わりません。

それに「自分がしたい」と思えることさえすれば、そのことがもし上手くいかなく過去になっても後悔はしません。なぜなら「したい」と思う行動をとったという満足感が残るからです。

もし仮に「ああすればよかった」という道を選べば、失敗しなかったとしても「行動しなかった」という後悔の念はおそらく消すことは出来ないでしょう。

「倒れるときは前のめり」

これが僕のポリシーです。たとえ失敗して躓き、倒れる場合でも進む方向に倒れる。そうすれば倒れてからでも這って進むことが出来るかもしれない。

失敗を恐れてカッコつけ気取っている人間よりも、全身恐怖に震えながらも「それでも俺はこっちへ行きたいねん」と恐る恐る一歩を踏み出す人間が僕は好きです。そして僕自身も、いつもそう在りたいと思っています。

このコラムは、そう在りたいと思う人へのエールという意味でも書いています。

最後に僕の好きな言葉を添えておきます。だからまきさん、頑張ってくださいね。

成功の確率を倍にしたければ、失敗の確率も倍にすることだ。
― トム・ワトソン ―(プロゴルファー)

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誘う女

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引き続きタカミヤ想さんからのリクエストです。

自分の相談ごとをテーマにして、単なる私信としてではなくコラム形式でお返事を頂くのって趣があって良いものですね。牛さんにとっても読者の方々からのご相談が良い刺激になっているのかもしれないと勝手な想像をしております。

自分の書いた物に共感して貰ったり、興味を抱いて貰えることは書き手として冥利に尽きるものです。とくに私は単純なので、嬉しく感じています。ありがとう。

きっと急に相手にかぶりついて驚かせたい衝動なんかがあったりするのではないでしょうか?(笑)

ご明察です...(笑)

昔、「チップス先生さようなら」という映画で、キャサリンが堅物のチップス先生に対してそうした行動に出るところがありました。(略)私が彼に対して今のところまだ「そうした行動」に出ていないのは、彼に抵抗された場合を想像すると非常に怖いからです。柔術の心得がある方なので、甘く迫ろうとして彼の肩に手をかけた瞬間に一本背負いで投げ飛ばされ、首の骨を折ったりしたらシャレにもなりません。

そうですね、誘惑して一本背負いされた女性というのは僕の周囲でもまだ聞いたことがありません。出来ればお聞きしたいところですが、そうもいきますまい。(笑)

やはり女性なら男性に誘われて親しい関係になりたいものですよね。そうして貰えるように、それまでのプロセスを大いに楽しみましょうよ。


牛さん...(^-^;
思いっきり痛いところを突いて下さいましたね...。私、これまで自分から誘ったことしかないんです(泣)。

というわけで、次のリクエスト。ズバリ「誘う女」をテーマにお願いできませんでしょうか。

本当のところ、彼のほうも薄々(というか、かなりハッキリ)私が彼を取って食いたい気持ちでいることは気付いていると思うのです。前回の私の相談に対するご回答で、牛さんは「ほのめかし」の威力を説いて下さいましたが、「誘う女」からせっせと仄めかされている間、男性は何を考えているものなのでしょうか。

その辺の事情も含めて、ご執筆いただければと思います。よろしくお願い致します。


そういう次第で、稀に見る連日の更新と相成りました。きっかけを頂きありがとうございます。

「誘う女」というテーマリクエストがありましが、これは同名のニコール・キッドマン主演の映画タイトルを思い出します。こちらは少しブラック・コメディな映画でした。

まずは「誘う」という行為を考えてみましょう。

男と女の本質的な違い、各々のその行為の原理などを知ろうとする場合、概ね原始の世界に目を向けると判り易いことが多くあります。

原始の時代での男女の役割分担。男は女子供のために猟に出かけます。女は子供と家を守るために住みかに居ます。これが男と女の在り方の原型です。

遥か時代を経た現代に至っても、結構この原始時代の名残がその行動様式の基盤になっていることがあります。人間の中のDNAというものに受け継がれているのでしょうね。

男としての本質には、猟すなわち獲物を獲るということが理想としてあるわけです。その「獲る」行為に成功することで、男は男として自信をつけて男らしく逞しくなるわけなのです。

生まれた時からすべて欲しいものを与えられ、誰かに守られ続けた男はどうでしょう。いわゆる過保護と呼ばれる男でしょうか。そういう男は考えただけでも、逞しい男に成長するとは考え難いものです。

逞しいハングリー精神で、バイタリティーな男性は過去においてどこか恵まれないところがあり、それを克服するために頑張ってきた男たちです。

よって男の基本は「与えられる」ことではなく、「獲る」ということが基本にあることをまずはご理解下さい。

そこで「誘う」という行為ですな。

男の本質を考えた場合、あからさまに「誘う」という行為が見えた時、男性の中にはこちらが誘惑したいという欲望があった場合でも萎えてしまう人もいますでしょう。「誘う」という行為は、考えようによっては「与える」という行為になりますので。まあ人間色々なので「とりあえず頂きます」となる人もいるでしょうが。(N氏のように)

ですから女性が男性を誘う場合、実際誘ったのだけど「誘った」と悟られず、結果的に男に「口説かれちゃった」という形になるのが一番よい形だと僕は思います。男性側にしろ女性側にしろ。

それはそうなった場合の時だけでなく、後々の二人の関係にも響くので気をつけたいツボですね。

男は狩猟本能があると言いましたように、逃げる獲物は追いたいという心理があります。(まあ女性心にもありましょうが、男性の方が強いでしょう)だから女性側から「誘う」という行為をする時にでも、この「逃げる」という行為は必須です。正確には「逃げる」と見せかけて、その実追いかける手だてだては残してあげるという微妙なニュアンかな。

そして「逃げる」行為のプロセスの中で、わざと何かに躓(つまず)き「ああ、捕まっちゃった」という演出が出来れば完璧なのではないでしょうか。

少し具体性が欠ける説明になってしまいましたが、ニュアンスは伝わるのではないでしょうか?

男は結構鈍感な人が多いので、少々この演出が見え見えであっても、彼の心は満足出来るはずです。ツボを押さえるということです。それに女の演出を男が見破ったとしても(判る男は恋愛に長けている)、なかなか恋愛を心得ているなあ、とあなたのことを粋に思うことでしょう。

どちらにしてもこの基本形は定石となるはずです。

あなたの思うようなシャイな男性はどうか?

 

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恋の初めはアダージョで

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牛さん、はじめまして。

恋愛コラム、とても楽しく拝読させていただきました。

特に、
タヒチの結婚事情は読んでいて爽快でした。あんなふうに人間の生理にあった結婚・育児のシステムを持っているところがあるのだなと...。

実は私も一つ質問させていただきたいことがあります。

俗に言う「シャイな人」には、どんなアプローチをしたらよいものなのでしょうか。とても感じの良い人で、妙な言い方かもしれませんが、一緒にいると時々自分の方から襲いたい?気分に駆られます。私よりかなり年上で、仕事の上でも大先輩で、その実力・信念・実行力については勿論尊敬もしています。...が、一人の人として見ると、たまらなく可愛いらしいところがたくさんあって、私は彼と真面目くさって仕事の話ばっかりしているのがじれったい気持ちになってしまいます。でも彼の方は、仕事に関して話すべきことがなくなってしまうと何となく緊張した面持ちになり、じ?と私の眼をみつめたまま黙り込んでしまいます。

やはり牛さんがコラムでも書かれていたように、単刀直入に「好きだからデートして欲しい」と言うのがいいのかな?と思ったり。焦らずに、彼のほうがもう少しリラックスした状態で会える機会(そういうチャンスは絶対にあるはず)を待とうと思ったり。顔を合わせるたびにどっちにしようかと揺れている状態です。   By タカミヤ想


タカミヤ想さん、ご感想ありがとうございます。想さんはメールから感じる雰囲気はとても明るくユーモアのある人のようですね。僕はそんな人が大好きです。今回は、そんな人を想定して僕からの勝手なアドバイスを書いてみましょうか。

妙な言い方かもしれませんが、一緒にいると時々自分の方から襲いたい?気分に駆られます。(略)一人の人として見ると、たまらなく可愛いらしいところがたくさんあって・・・という件(くだり)にお相手とあなたとの距離感や、それがあまりにも歯がゆい感じが滲み出て微笑ましいですね。きっと急に相手にかぶりついて驚かせたい衝動なんかがあったりするのではないでしょうか?(笑)

単刀直入に言っても間違いではないでしょうが、こういうシャイな人には必要なだけの時間と、十分な心の準備をさせてあげましょう。というよりも、こういう楽しい恋のシュチュエーションなら出来るだけ長くする方が楽しいじゃないですか。

単刀直入に「好きだからデートして欲しい」と言うのがいいのかな?と思ったり。焦らずに、彼のほうがもう少しリラックスした状態で・・・

シャイで真面目な人に「デート」という言葉をはじめに言えば、OKだとは思いますが、デート当日にプレッシャーを与えるかもしれませんね。料理の話などから「食事に連れて行って下さい」程度くらいからの方が彼もリラックスすることでしょう。これが女性とのデートに慣れている人なら問題ないでしょうが。

シャイで真面目な人なら、デートの途中も彼が何を喋っていいか判らなくなりそうですね。そこで特にその人と早く親しくなりたいようなので、僕がその秘訣を伝授しておきましょう。

男性が女性を口説く場合、あるいは女性が気に入った男性を誘惑する場合、どんな口説き方、誘惑の仕方が最高の方法だと思いますか?少し考えてみてください。

僕はどちらの場合も、自分からは直接の言葉も行為もなく、「ほのめかし」の囁きや態度で、相手にそうあってほしい態度をとらせたり、相手に言葉にして言わすことが出来たら、それが一番の口説き方、誘惑の方法ではないかな、と思ったりします。

「恋」は「愛」とは少し違うものです。「恋」はときめきがあり、出来るだけそのプロセスを二人で楽しめばいいと思います。恋が上手に出来る人は、人生をオシャレに楽しむことが出来る人だと僕は思います。

恋においてもっとも楽しめるツールは会話です。想さんのお相手のようなシャイで真面目な人をその気にさせる会話のコツを伝授しましょうか。

彼は仕事の話は出来るけど、それ以外の話はまったくしない。よくいるタイプかもしれません。でも仕事のことだけしか考えていない男というものはまずはいません。ただどう話せばいいのか判らないのです。そして崩れた会話もどの程度にすればいいのか加減がわからないので、黙っているのだと思います。

彼と二人で食事している時に、ちょっとHな話をしてあげましょう。もちろんあなたのことではなく、友人の話として。作り話でもいいのです。最初はサラリと話す方がいいでしょう。そしてその話はあまり長くせず、仮に彼に反応があっても短く切り上げて次に彼の得意分野の仕事のことなどを質問します。

この時、Hな話題も特別なことではなく、仕事の真面目な内容も同じような調子で話すことがミソです。これを不自然がない程度で、会えば毎回繰り返します。

Hな話題も仕事の真面目な話題も、まるで同じレベルで話すと相手は二つの話がそう違和感がないような感覚になってきます。

男性が女性にこれと同じ調子で会話をすすめていると、その女性は自分のH体験を勝手に喋り出します。最後には「え、わたしそんな事まで言ってしまったの!」となるものです。僕はカウンター越しにこんなことをして遊んでいるわけです。

シャイな男性にこういう会話を続けているだけで、かなりリラックスしてくるものでしょう。そういう中で、彼はあなたを誘う言葉をいつしか言うかもしれません。功を奏すればね。

やはり女性なら男性に誘われて親しい関係になりたいものすですよね。そうして貰えるように、それまでのプロセスを大いに楽しみましょうよ。

上手な恋の会話とは、相手にイメージを沸かすことが出来るかというものです。人間イメージが沸けば、そのイメージの方に自然と進みます。これも力まず「ほのめかし」であり「囁き」ですよ。

まあ他にも恋の助走を楽しむ方法はたくさんありますが、考えたりイメージするのもこれまた会えないでいる時間の楽しみです。

「恋」は上手にすれば、いくらでも楽しめるものです。

想さんの場合も、焦らずたっぷり時間をかけて「恋」を楽しんでください。そして人生をオシャレに楽しめる人になってください。

また「恋」の報告をお待ちしております。

 

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据え膳喰うだけも男の恥

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恋愛コラム読ませていただいております。

なるほど、なるほど、・・・と何回首を縦に振ったことでしょう。

含蓄ある言葉をたくさん、ありがとうございます。

・・・ところで、質問なんですが・・・男性が女性に対し、「できる状況にあってもせず、その代わりに強いハグとチュだけをする」という場合、その男性は相手の女性に対して、どういう感情をもっているのでしょうか?(ちなみにその男性はモーホーではありません。)牛さんの、歯に衣着せぬ?見解を賜りたく存じます。よろしくお願いします。 

By まりりん


まりりんさん、ご質問ありがとうございます。


みなさんから恋愛に関するご質問を多々頂きます。

この恋愛コラムは、筆不精の私にとってこういうお問い合わせが唯一更新のきっかけになります。

ありがとう。(^^)

さて、ご質問の「できる状況にあってもせず、その代わりに強いハグとチュだけをする」という場合、その男性は相手の女性に対して、どういう感情をもっているのでしょうか?」ですね。

これはその男女の関係の深さ、肉体関係の有無、二人の年齢の違い、男性の女性経験の多い少ない、により答えが違ってきます。

まず一般的に男性が強く好意を寄せている女性に対しては、当然深い関係を求める心理が働きます。よく女性から「女なら誰でもいいんでしょ」みたいな問いを受ける男性もいるみたいですが、ひょっとして男性は女性よりも誰でも出来るものではないのかもしれません。まず物理的に無理なんですよ。嫌な女性とならば、出来る状態にならないということです。

出来る状態にならない女性に対しては、当然ハグもチュウもしたいとは思いませんね。よく女性が男性に「生理的に嫌」と言いますが、男性にもこれと全く同じことがあるのです。

「強いハグとチュだけをする」ということだけでも、これはこの男性がその女性に強い好意を持っていることは間違いありません。間違っても嫌な女性ではないでしょう。

そして次ぎが「できる状況にあっても・・・」というところがこのご質問のカギですね。健康的で若い男性ならば、この出来る状況ならば必ず最後まで行為を遂行することでしょう。それが普通です。

では、「できる状況にあってもせず、その代わりに強いハグとチュだけをする」とは、これ如何に?

二人の関係が、すでにあるのか未だなのか、という点でも回答は違います。すでに二人の間に深い関係がある場合、これは男性がその女性をかなり深く愛しているのが判ります。男性は年齢と共に、肉体の満足よりも精神的な満足を求めるようになります。この男性が女性よりも、かなり年齢的に上の場合なら全然不思議なことではありません。とても愛らしく思っている行為です。年齢が近かったとしても、きっと大切に思っていることでしょう。

二人の間にまだ深い関係が一度も無い場合。この場合は、女性なら大いに疑問に思うところでしょう。「私ってそんなに性的魅力が無いわけ。なんで私でイカないのよ!」と大抵の場合、女性なら心の奥で叫ぶことでしょう。実際叫んだ女性もいるけどね。

男性が女性と居て、出来る状況にありながらも最後の行為をしない。という男性は考えれば、女性心理を良く理解している人です。男性はセックスでは直接行為で大方の満足を得ますが、女性は直接行為よりも、その他モロモロな部分で快感を感じたり喜びを感じ取ることが多いからです。現に女性の肌は男性の肌よりも10倍くらいは敏感で感じ易いのです。

具体的に言えば、二人で居る時、ただ手を繋いでいるだけで喜びを感じる。背後から包まれるように抱きしめられて、大きな安心感と愛情を感じる。そんなやんわりとした感覚を得ている女性は、そこからすぐに直接行為に移るのではなく、出来るだけそんなやんわりした時間を長く得たいと思うことでしょう。

その男性は、そういうことを経験的に知っているのかもしれません。

ただ女性経験の少ない男性で、稀に直接行為になると極度の緊張で不能になってしまう人がいます。自信のなさから直接行為を避ける人もいます。そういう場合も少なくとも考えられることです。

僕は、まりりさんのメールから伝わる雰囲気で、その男性の余裕を感じます。その女性に対して、またはセックスという男性と女性が触れ合う行為自体に対しての優しさを感じます。

そして、もうひとつだけ僕から送るアドバイスです。

愛する人なら、どんなことでもコミニケーションをとるようにしましょう。僕からの意見はあくまでも参考です。当人ではないので100%彼の気持ちはわかりません。

わからないから楽しいのです。最初は相手の性格も、身体のことも、反応もすべて未知数からはじまります。どんなに異性経験豊かな人でも、あなたのすべては判らないでしょうし、またあなたも彼のことはわからないでしょう。

わからないのなら優しく問いかければいいのです。「どうしてキスと抱擁だけなの?」と、素直に聞けばいいのです。本当にあなたのことを思う男性なら、きっと真面目に判り易く答えてくれるはずです。

もっと具体的に聞いたり教えてあげてもいいのです。

「どうしたら気持ち良くなるの?」「私は、あなたにこうして欲しい」と恥ずかしがることなく二人の未知数な部分を時間をかけて知ることが一番大切だと僕は思います。

まったく違う場所で、違う環境で出会った男女なら、価値観が違うのは当たり前です。その違う価値観を歩み寄り埋めて、共有する新しい価値観を作り上げていくのが「愛を育む」という二人だけの楽しい行為(プロセス)ではないでしょうか。

僕の直感ですが、まりりんさんなら、そういうことを心のどこかでわかっているのだと思いますよ。

またお便りくださいね。

 

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年の差のある恋愛

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「かなり年の差のある恋愛」について書いて欲しいとのメールを頂きました。メールの主は二十代半ばな女性です。

なんかこのコラムはリクエストがある度ごとの更新みたいになってきておりますが、まあそんなペースでも綴って行こうと思います。いつもメールを下さるみなさん、ありがとうございます。

さて、年の差のある恋愛ということですが、この方のメールには年の差の前に"かなり"という表現があります。彼女が二十代半ばなので、相手の男性は僕と同じくらいの40代でしょうか?それとももっと上の50代かな?

まあ30代だと年上だけど、この"かなり"という形容詞はつかないと思う。さらば僕と同じ頃合の人なのだろうか。それなら15?20の開きがあるということですね。ふむふむ。と、まあこんな具合に彼女と、そのお相手のバランスをしばし想像してみる。

年の開きのある恋愛はというと、僕も幾つかは経験があるので少しは参考になるかもしれません。が、僕の中には年齢という概念があまりないので、参考にならないかもしれませんね。

僕の場合は、不思議なもので年々付き合う年齢が年少化してくるという傾向があり、最近ではその開きが20才という具合になりました。別に僕がロリコン趣味があるというわけではないのですが、結果としてそうなってます。

最初に、かなり年上の男性を好きになってしまう女性の傾向は二通りあるみたいです。ひとつは幼い頃に父親の愛情いっぱいの中で育ってきた子。もしくは、それとはまったく逆で、父親の愛情を知ることなく育った子。のどちらかなのだそうです。

前者はお父さんが大好きで、その父親の面影を追って、お父さんと似たような感じの人を選ぶ。後者は父親の愛情に飢え、父性を求めてかなり年上の男性を求める。

そして前者は陽であり、後者は陰的な感じの恋愛になりがちかもしれませんね。年上の人を憧れる女性の方は、一度振り返って確かめてみてください。

「恋愛に年の差は関係ない」というのが、僕の経験から言う持論です。まあその理由のひとつとしては、男は女に絶対敵わない、という一種の諦めのようなものが怨念のように根深くあるのです。

初対面で出会ったかなり年上の男性と、年下の女性。最初は物理的な年の差で、やはり男は分別のある顔をし、女性は敬語かなんかで接するかもしれません。これがお互い好意を持てば、会う機会が増えて、交際という風に発展していきます。

そのプロセスの中で、二人の関係は間違いなく最初にあった差が縮まってきます。同等の立場になるにもそう時間は掛からないことでしょう。気がつけばかなり年の差のある女性から「あなた」もしくは「あんた」という風に呼ばれたりします。男の方もいつしかそれが自然となり、時にはビビって「はい?」と条件反射で答えたりしてる自分を見つけます。

本来男尊女卑などという概念もなく、男性が常に女性の上、みたいな考えもない私などは、最初から年下の女性みたいに関わらないので、こういう逆転の構図はすぐに来る。

でも、そういう逆転の立場になったからと言って「年下のくせに生意気な」みたいな感情は全く起こりません。例えるなら、これまでの(今年は別)阪神タイガースのように開幕は強く、今年は優勝かと思わせながらも、梅雨時の季節からジワジワと順位を後退させ、気がつけば最下位みたいな構図に似ています。「やっぱりダメだった」みたいな、安心感のある敗北。という感じでしょうか。もっと極端な例を言えば大震災に遭った人間が「人間は自然の驚異には勝てない」と、大自然の前に平伏す感じではないでしょうか。

だから屈辱感や怒りなどという感情とは全然違うのです。

かなり年の差がある男女の場合(今回は男性の方が上)、実はこの「年の差」を強く感じて、行動したり反応しているのは女性よりも男性の方なのです。

「好きになったら、年の差なんて関係ないわ」とズバリ言い切れるのも、当然女性に多い。そしてこれが女性の強さなわけです。

当然男としても内心「そうだ、恋に年の差なんて関係ない、よね」と思いながらも内心若い子と一緒だと、はたからおかしく思われないか、会社の誰かに見つかりはしないだろうか、妻や子供、知り合いに見つかりはしないだろうか、などとあたりをキョロキョロしたりする。

男は一見豪放磊落に見えても、その実意外に小心なのだ。

その点、やはり女は凄い。

最初オロオロ悩んでいるように見えて、一旦渦中に入れば肝が据わる。「こう!」と決めたら、もはや微動だにしない。

相手を心から好きになれば、年齢の差や、まわりの目なぞ一切気にせず、人前で平気で腕を組み、甘えたりもする。

その辺りの腹のくくりよう、潔さは男の比ではないのだ。この辺りが、男のぼくからみれば「ほんまごっついなぁ?」と思うのです。

恋愛の仲にある男と女は、年齢差に関わらず女は男に甘えるが、男も女に甘えるもんだ。それは時にはまったく子供が母親に甘えるように全面的に甘える場合もある。

そしてどんなに年の離れた女でも、そんな状況の時は、甘える男を母親のような愛情で優しく受け止める。

男が「女は海」と感じるのは、こんな時だ。

どんなにとやく言っても、男は女という海の上で動き回っている小舟に過ぎない。どんなに叫び狂っても、女の海からは逃れられない。

年齢をとっても若くても、女には海の要素が備わっているものなのだ。

四十を過ぎ、なお若い女性からも多少は好まれ、空威張りの態度もせず、鬩ぎ合いの末「やっぱりな」と、負けも自然体で受け止められるようになり、僕も少しは大人の男になったかな、と思う今日この頃です。

女性の方々のご意見もお聞かせください。

 

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