イマジン

深夜一人で「イマジン」を聞きながら、ジョン・レノンのこの言葉を何度も読み返す。

その中には自分が作った音楽で人をどうこうしようとか、世界へのメッセージがなんとかという力みや気取った励まし的なメッセージは何もない。

「俺たちはこんなことしたけど、君らは君らで在ればいいし。なんでもしようと思えば出来るんだぜ。でもするのは自分でしか出来ないよ」という、至極当然なメッセージだけが聞えてくる。

人は「在りたい自分」を見つけた時、道は静かに開けるのかもしれない。


「自分の夢は自分で作るのさ。ビートルズがそうだし、ヨーコもそれだよ。僕がいま言っていることがそれさ。自分自身の夢をつくりだせ、さ。

ペルーを救いたければ、ペルーを救うのさ。何をやるのも可能さ。でも、リーダーたち。つまり、パーキング・メーターにやらせようとしても不可能だよ。ジミー・カーターやロナルド・レーガンやジョン・レノンや オノ・ヨーコやボブ・ディランやイエス・キリストがやって来て、君達の代わりにやってくれるとは思わないことさ。

自分でやらなきゃ駄目なんだ。遠い遠い昔から、偉大な男女が言ってきたことだよ。いま神聖なものと呼ばれ、内容だけではなく、その表紙が崇めたて祭られているいろいろな本の中で、偉人たちは、道を指し示したり、道しるべやちょっとした指示を残したりはできる。

でも、そうした指示は誰もが見るようにそこにあるんだし、過去にも常にそこにあったし、未来でも常にそこにあるはずだよ。太陽のしたでは、新しいものなんか何もないんだよ。

すべての道はローマに通ずさ。でも、君には他人にその道を提供することは出来ないんだ。ぼくには、君の目を醒ますことは出来ない。君になら、君の目を醒ますことが出来るんだ。僕には、君の傷を治せない。君になら君の傷を治せるんだ。」

プレイボーイ・インタビューより






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